赤黒青森支部通信

札幌生まれ札幌育ちの27歳のコンササポが転勤で青森に住む事になったお話。

「ジャンボかった?」

先日の三連休に、暑くなってきて邪魔くさくなってきたから床屋で髪をザクっと切った。

 

散髪した勢いで三連休明けの朝はちょっと気合いを入れて、出社した。

 

会社に着くと、生粋の青森人であり津軽弁バリバリのおっちゃん(55歳)(ボクの津軽弁会話の先生でもある)が、いつも通り、営業所の周りを竹ぼうきで掃いていた。

 

そんなおっちゃんが朝一番で僕を見るなり、

 

「おぉ!ジャンボかったか!!??」

 

と言ってきた。

 

 

「ジャンボかった???」って何じゃ??

 

ジャンボって『宝くじ』の事か??

 

「お前、『ジャンボ宝くじ』買ったか?って聞いてんのか?」とボクは解釈して

 

 

「ジャンボって宝くじ??わー、宝くじやらんから分からんづや~」といつも通りのテキトーな津軽弁で返すと、

 

めっちゃ爆笑するおっちゃん。

 

「なにさ、なにさ??」と爆笑してる理由をおっちゃんに聞いてみると、

 

どうやら、「ジャンボ、かった??」というのは津軽弁で「髪切った?」という事らしい。

 

「ジャンボ」は「髪」の事で、「かった?」は「切った?」という事らしい。

 

なんで、「髪切った?」って聞いてんのに、「宝くじ」の話してんだコイツって事で、

笑っていたらしい。

 

そんなの初見で分かる訳ないだろ(笑)

 

『刈った』と『切った』は冷静に考えてみれば分からなくはないけど、

「ジャンボ」が「髪」ってのは無理あんだろ(笑)

 

 

気づいたら、この7月で青森生活も4年目に突入していた。

 

 

生まれ育って社会人4年生まで住んでいた札幌から離れて3年が経ち、

色んな感覚が、良くも悪くも青森に染まってきているのを感じる今日この頃。

 

 

青森の生活での苦労はだいぶ無くなってきてるけど、

やっぱりまだ意味分かんない単語や言葉がたくさんあるもんで、面白くもあり、苦労でもある。

 

 

たまには、青森の奮闘記で一ネタ。

 

(終)