赤黒青森支部通信

札幌生まれ札幌育ちの27歳のコンササポが転勤で青森に住む事になったお話。

新婚夫婦は「セロリ」を聞こう。

2016年の3月21日に嫁と付き合い始めて、今日で3年が経ちました。

 

今日から交際4年目という事になるのですが、その3年間で「彼女」から「嫁」へと付き合いが深まっていく中で、

色々と考えさせられ、また反省する事がたくさんありました。

 

 

話は変わりますが、ボクはサッカー観戦の他に、音楽鑑賞も趣味で、一番好きなアーティストはSMAPです。

 

そのSMAPの数多くある曲の中で、山崎まさよしさんが作詞作曲した「セロリ」という曲が好きです。

 

その『セロリ』の歌詞は、

嫁との付き合いの中で、とても考えさせられる歌詞になっていたので、経験に基づいて紹介します。

 

 

①「育ってきた環境が違うから~好き嫌いはイナメナイ~♬

 

まずは草彅くんが歌う1番の最初の歌詞です。

(草彅くんの素朴な歌い方好きなんだなぁ)

 

人は、生まれ育った街、家族構成やその家族の性格などの初期環境が、

その人の人間形成に大きく関わってくるものだと思います。

 

 

その環境の中で生きてきた事で、好きな物事、嫌いな物事が育まれていくのではないでしょうか。

 

 

言わばその『個性』に対して、自分と比較して否定したり、拒絶したりするのは良くないのではないかと思います。

 

 

ですが、これからずっと長~い時間を一緒に過ごしていく相手なので、出来れば直した方が良いんじゃないかな…と思うような部分は、

 

時間をかけてしっかり指摘出来るような関係を築いていきたいものです。

(これがまた難しい…)

 

ボクの場合は、同棲して1年が経過した頃から、ようやく相手の顔を見ながら、互いの改善点などを指摘し合えるようになりました。

 

今後も適度に互いを指摘していける関係を、持ち続けていたいものです。

 

実際、ボクは嫁の影響で自分の私生活の良くない部分を指摘され、改善出来ているのを実感しています。

 

 

 

「ましてや男と女だから~すれ違いはしょうがない~♬」

 

 

これは今の時代、下手すると世の中の極々一部の界隈から出火し炎上しかねない歌詞だと思うんですけど(作詞するのも大変な世の中だ…)

 

けっこう基本的な事を言っているとボクは思います。

 

昨今の世の中の流れがアレなんで、言及するのはやめておきますが、

 

これもとても考えさられた一文です。

 

 

 

③「もともとどこ吹く他人だから~価値観はイナメナイ~♬」

 

これは2番の最初の歌詞ですね。

 

これも①の歌詞と通じる部分はあるのですが、他人の価値観に安易に否定をしないという話です。

 

人間誰しもが「共通点の多い人と付き合いたい」「同じ価値観の人と付き合いたい」という考えはあると思うんですけど、

 

どれだけ互いに意気投合して付き合ったとしても、必ず何かしらの分野で、価値観の相違は発生すると思います。

 

結婚届を役所に提出して、名字が一緒になって、一つ屋根の下に住むようになっても、

 

嫁はボクと違う家庭で生まれ育ち、違う価値観を持って育った「他人」であって、

 

嫁には嫁のこれまでの人生で育んできた考え方や、

価値観があるので、

 

それを自分の価値観と比較し、相違点を探して指摘したり、

自分の価値観と無理に合わせる事は、よろしくない事であると思います。

 

他人の価値観を「へぇ~そんな考えもあるのか~」と一旦受け入れて、

そこから自分の価値観の幅を広げて、自己研鑽に繋げていくような余裕を常に持っていたいところです。

 

 

 

④「性格曲げてまで、気持ち抑えてまで付き合う事ないけど~♬」

 

⑤「がんばってみるよ~やれるだけ~♬ 頑張ってみてよ~少しだけ~♬」

 

他人と同じ空間で生活していると、自然と自分と相手の相違点を探してしまうものであります。

 

そうなると、相違点を無くそうと、自分の価値観や

個性を崩してまで、無理して合わせようとすると必

ずガタがきてしまうと思います。

 

この「やれるだけ頑張ってみる」、「少しだけ頑張ってみてよ」という緩い具合が、丁度良いのではないかと最近思っています。

 

これも難しいことではあるので、長い時間をかけて、ゆっくり積み重ねていきたいところですね。

 

 

 

 ⑥「やるせない時とか心許ない夜、出来るだけ一緒にいたいのさ~♬」

 

⑦「一人じゃ持ちきれない、素敵な時間に出来るだけ一緒にいたいのさ~♬」

 

今の時代、結婚しなくても一人で生きていける世の中だし、

むしろ一人の方が、気兼ねなく自分の好きな事を目一杯楽しめる人生を送る事が出来るのだろうと思います。

 

これまでに何度か、「ボクはなんで、この人と一緒にいるんだろう?」とそもそもの始まりに戻って考える時がありましたが、

 

その時は大体この⑥⑦の歌詞を参考にして正解を見つけていました。

 

これからもたまに聞き直したい歌詞です。

 

 

 

~最後に~

 

ここまで新婚たった3カ月の若造が、偉そうに理想論を語ってきて

 

「若造、甘いよ。結婚生活ってのはそんな簡単なもんじゃねぇんだよ」

 

と人生の諸先輩方からお叱りの声を貰いそうですが、

 

この内容の半分は、自分が過去の失敗をしてきた事のまとめでもあります。

 

それと同時にこれから夫婦共通の改善していける点でもあると思います。

 

これまで数回起こった夫婦間の仲違いの要因は、大体この記事の内容のどこかが引っかかっての事なので、

ここで一旦自分の頭の中を整理して、嫁にも話そうとまとめました。

 

まだまだこれから先が長~い夫婦生活ですし、ここからどういう人生になっていくか分からない中で、

 

 今から頭固く固く考え過ぎずに、その都度脳味噌柔らかく一つ一つ乗り越えていこうと思います。

 

勿論この先、自分たちの力じゃどうしようもないシチュエーションが発生したり、必ず立ち止まって考えざるを得ない時が幾多も起こると思うので、

 

その時は周りの人生の諸先輩方にアドバイスを求めていこうと思います。

 

 

今日からまたこれからの長い道のりを、初心に帰って頑張っていこうと思います。

 

それではこれから、交際3周年目ディナーへ行ってきます。

 

 

 ~おしまい~

 

もっと文章力、語彙力が欲しい…(切実)